ソファの掛け心地とは何か?
公開日 2018/12/23 更新日
ソファの掛け心地をお試しいただくときにちょっとご注意いただきたいのが「正しい姿勢で座らない」ということです。
お店でソファをお試しになっているお客様を観察すると、
ほとんどの方はこの「正しい姿勢」で腰掛けていらっしゃいます。
「正しい姿勢」というのは、お尻を深く座って背中を背もたれにピッタリ付ける、という座り方です。
この座り方は確かに「正しい」ですが、お家で実際に寛いでテレビを見たり、家族団らんを過ごしたりしている時には、
実はその姿勢ではないことが少なくありません。
お尻が前に出てずっこけたり、左右どちらかに体重を預けて斜めに座ったり、
座面の上で胡坐をかいたり、寝転がったり、
座面の前縁を背もたれにして床に直接座ったり。
お店で「正しい姿勢」で座って掛け心地がいいと感じても、お家では実際にその姿勢で座っていない。
「正しい姿勢」で座ると掛け心地がいいけど、ちょっと姿勢を崩したら肘の木部が腰に当たって痛くて座れない。
ん?
いろいろなお客様とお話ししていると、
比較的女性はお家でも姿勢正しくしていらっしゃる方が多いみたいですね。
男性はあられもない格好でテレビを見ている、という方も^^;
ソファは寛ぐための道具です。
どんな姿勢にも対応して、身体を受け止めてくれる椅子。
そんながソファがいわゆる「掛け心地がいいソファ」なのではないでしょうか?
2018.12.23 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋
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