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布張りソファの使い方のご提案

公開日 2018/07/23 更新日

ソファを検討される際にまず迷うのが、どんな表面素材を選ぶかではないでしょうか?

 

布、革、合成皮革、最近では「ファブリックレザー」なんていう布だか合皮だかハッキリしないもの?まで出現しています。

 

いろいろありますが、個人的に一番お奨めなのは布張りです。

どの素材にも一長一短がありますけど、ソファは「寛ぐ」ための家具ですから、

 

①夏場は座っている人の体温を逃がしてくれる

②冬場は温かみがあって近寄りやすい

③しなやかでフィット感がいい

④腰掛けて脱力しても、布と洋服との摩擦が強く姿勢が崩れない

 

といった布張りのメリットは大きいです。

 

同じ革張りでも素材の優劣がありますので一概には言えませんが、

布張りのメリットの反対が革のデメリットと言えば、当たらずも遠からずといったところでしょうか?

 

一方で布張りのデメリットとして真っ先に挙げられるのが「汚れ」です。

 

汚れを防ぐためにソファをすっかり包んでしまう汎用カバーもありますが見た目がイマイチですし、

ある程度のグレードのソファで気に入った生地を選んで作った場合などは、

せっかく選んだ布の色や表情が全く意味をなさなくなってしまいます。

 

で、汚れをどうしても気になさるお客様に私がお奨めしているのが、こんな感じの使い方です。

 

 

各ソファに掛けてある布は実はカーテン生地で、当店で販売しているオーダーカーテンの生地で廃盤になってしまったった分です。

 

こんなふうにソファ全体を覆うのではなくて、汚れやすい部分に本体のソファの張地を見せながら一部分に掛けていただくと、

チープな感じもしませんし、チョットおしゃれでもあります、はい。

 

写真のように背と座の形状が比較的シンプルで、置きクッションの構造になっているソファですと布をしっかりと掛けやすいですし、

座って立ち上がったときでもカバーとなる布の乱れがほとんどなくて済みます。

 

汚れやすい座面のみに長く横方向に掛けてもいいですね。

 

また、掛けるカバーの色や柄によっては季節感も演出することもできますよ。

 

いかがでしょうか?

 

ただ今、カーテン生地の柄展開をリニューアルしているメーカーがありますので、

廃盤のカーテン生地(オーダーカーテン用ですので、結構いい生地です)がたくさんあります。

 

概ね150cm×200cmくらいなものが多いのですが、500円(税込)/1枚 で販売中ですので、

ご自宅のソファに合う生地を探しに来られてみてはいかがでしょうか?

 

2018.7.23 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

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