白太を活かす。
公開日 2021/11/27 更新日
未だ人気の衰えないウォールナット材ですが、
ウォールナットという木はいわゆるウォールナット色といわれる茶色い部分ばかりではなくて、
木の周辺部、外皮に近い部分に「白太」(しらた)と呼ばれる
かなり白っぽい表情を見せる部分があります。
幅剥ぎでウォールナット材のテーブルの天板を製作する際、
通常、白太の部分は除外して使うか、
または着色して使用したりしています。
でも白太は 天然木ならではの妙味もあって、
表情としてなかなか面白い部分でもあります。
で、
この白太をデザインに活かしていこう、
ということで、新しいテーブルが入荷しましたのでご案内します。
いかがでしょうか?
天然木の表皮に近い部分、「耳」と言いますが、
耳をそのままテーブルの長手縁部にくるように剥ぎ合わせることによって、
元の丸太を縦割りにしたようなダイナミックな表情を演出することができます。
非常に手間のかかる製作工程になりますが、
一般的なウォールナット材の天板とは一線を隔すデザインに仕上がります。
シャープで個性的、出入りも楽にできるスチール脚との組合せで、
他の家とは違うワンランク上のダイニングシーンに仕上がっています。
いかがでしょうか?
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